日本歴史地名大系 「丈六寺」の解説
丈六寺
じようろくじ
勝浦川左岸の
明応元年(一四九二)阿波国守護細川成之により、荒廃していた当寺が
丈六寺
じようろくじ
旧伊勢街道に沿う丈六集落のなかにあり、真言宗東寺派、本尊釈迦如来、多宝山釈迦院と号する。日光山とも号した(三国地志)。寺名は丈六の仏像を安置したことによると思われる。創建等不詳。寺伝では大宝年間(七〇一―七〇四)に名張郡楽恩寺をこの地に移し、大同年間(八〇六―八一〇)に空海が
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報