コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

世界記憶遺産 せかいきおくいさん Memory of the World programme

5件 の用語解説(世界記憶遺産の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

世界記憶遺産
せかいきおくいさん
Memory of the World programme

人類が後世に伝える価値のある世界各国の文書,書物,楽譜,絵画,映画など,動産の記録物を登録・保護し,公開することを目的に 1992年に国際連合教育科学文化機関 UNESCOが始めた事業。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

世界記憶遺産

歴史的な文書や絵画、音楽を後世に残すため、ユネスコが1992年に始めた。最新の技術を駆使して保存し、広く公開する。べートーベン「第九」の楽譜や「アンネ・フランクの日記」、藤原道長の日記「御堂関白記」などが登録されている。

(2015-12-26 朝日新聞 朝刊 岐阜全県・1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

せかい‐きおくいさん〔‐キオクヰサン〕【世界記憶遺産】

ユネスコの事業の一。損失の危機にある文書や映像フィルムなどの記録を保存し、未来の世代に引き継ぐためのもの。マグナカルタ(大憲章)、ベートーベン直筆の交響曲第9番楽譜、ヒッタイトくさび形文字を記した粘土板などが登録されている。記憶遺産世界の記憶MOW(Memory of the World)。
[補説]日本の世界記憶遺産
山本作兵衛の炭坑記録画および記録文書(平成23年)
慶長遣欧使節関係資料(平成25年)
御堂関白記(平成25年)
東寺百合(ひゃくごう)文書(平成27年)
舞鶴への生還(平成27年)

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵miniの解説

世界記憶遺産

国連教育科学文化機関(ユネスコ)が主催する遺産事業。「世界の記憶」「記憶遺産」とも呼ばれる。文書、絵画、楽譜、映画など世界各国で保管されている歴史的に貴重な史料を登録・保護し、後世に伝えることを目的としている。登録された史料はデジタルデータにして保存され、広く一般に公開される。1992年にスタートし、ユネスコの国際諮問委員会が2年に1度、審査を行っている。2013年6月現在、フランスの「人権宣言」、オランダの「アンネの日記」など299点が登録されている。日本からは、炭鉱絵師・山本作兵衛の作品群、スペインと共同推薦した「慶長遣欧使節関係資料」など3件が登録されている。

(2013-6-20)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
本事典の解説の内容はそれぞれの執筆時点のものです。常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

世界記憶遺産
せかいきおくいさん
Memory of the World

人類の貴重な文書、書籍、写真などの資料(動産)を保存し、広く一般に公開するための事業。ユネスコ(国連教育科学文化機関)が「世界遺産」「無形文化遺産」と並ぶ世界三大遺産事業の一つとして実施している。後世に継承すべき重要な文書類が毀損(きそん)・消失するのを防ぐ目的で創設された。最初の登録は1997年で、以後2年ごとに、国際諮問委員会が各国政府や非政府機関の申し出に基づいて認定している。書籍や写真など資料の形態に応じてもっとも適切な保存手法をとり、デジタル化してユネスコのウェブサイトで専門家や一般の人々の区別なく、平等かつ容易に閲覧できるようにしている。
 人類の文化、言語、民族の多様性を映した貴重な資料で、歴史的、社会的な価値があり、希少で元のままの状態で保存されていることなどが登録の基準となる。2015年時点の登録数は348件。ベートーベン交響曲第9番の自筆譜、アンネ・フランクの日記、マグナ・カルタ(大憲章)、グーテンベルクの聖書、古代ナシ族のトンパ文字(トンバ文字)による文書などが登録されている。
 日本からの登録は2015年時点で以下の5件である。
2011年
「山本作兵衛(さくべえ)炭鉱記録画・記録文書」(福岡県・筑豊(ちくほう)地域の炭鉱労働のようすを描いた原画や日記)
2013年
「慶長遣欧使節関係資料」(伊達政宗(だてまさむね)が派遣した使節に関する資料)
「御堂関白記(みどうかんぱくき)」(藤原道長の日記)
2015年
「東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)」(京都の東寺に伝わる平安~江戸時代初期までの文書)
「舞鶴(まいづる)への生還 1945―1956シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録」(シベリア抑留から帰還した人々の日記、手紙、絵画など)[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界記憶遺産の関連キーワード国連教育科学文化機関ユネスコ国際連合教育科学文化機関ユネスコエコパークCIOMSUATI火山都市国際会議ユネスコ・エコパークユネスコ無形文化遺産世界無形文化遺産

今日のキーワード

参院選の日程

改選議員が任期満了を迎える7月25日の前30日以内に実施される。参院選を「18歳選挙」の対象とするためには6月20日以降の公示とする必要がある。投票日を通例の日曜日とすれば、候補は7月10日、17日、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

世界記憶遺産の関連情報