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中国学 ちゅうごくがくSinologie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中国学
ちゅうごくがく
Sinologie

中国の文物一般を研究する学問総称。 13世紀,モンゴル帝国の出現によって,ヨーロッパ人の関心が中国に向いた時点に始る。以後キリスト教宣教師をはじめとし,次第に一般の学者たちも参加し,19世紀後半にはアメリカも加わり幅広い分野にわたる研究がなされている。中国や日本の中国研究の古い伝統からまったく自由な立場で行われる点に新しさがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうごくがく【中国学】

中国文化に関する学問的研究を一括して中国学といい,研究の方法が主として文献学的であるのが特色である。つまり中国の歴史,宗教,哲学,学術,言語,文学,美術,民族などの研究や,政治,経済,法制,社会などの歴史的研究が中国学であって,中国の地質,気象,動物,植物,鉱物などの研究や,政治,経済,法制,社会などの現状の記述や調査は中国学の範囲に入らない。中国学という呼称は,従来は支那学とよばれてきて,今もその名称が使われることもあり,元来は西洋とくにフランスで18世紀に起こったシノロジーsinologieの訳語であった。

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世界大百科事典内の中国学の言及

【東洋学】より

…なお,日本で19世紀末,日清戦争後に成立した東洋史という学問は,西洋史とあわせて世界史を構成し,日本史と対比されてきた。つまり東洋史のなかに日本史は含まれないが,ヨーロッパにおけるオリエント学のなかには,近東を対象とした狭義のオリエント学,インド学中国学などと並んで日本学(日本研究)も含まれている。 ヨーロッパにおけるオリエント学は,中世末期から近代初期にかけての神学の中から芽ばえた。…

※「中国学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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