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中村芝翫(4代) なかむら しかん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中村芝翫(4代) なかむら-しかん

1830-1899 江戸後期-明治時代の歌舞伎役者。
文政13年3月3日生まれ。4代中村歌右衛門の養子となる。初代中村福助から万延元年4代を襲名。立役(たちやく),女方を得意とし所作事も手がけた。江戸歌舞伎最後の名優とされ,大芝翫とよばれた。明治32年1月16日死去。70歳。大坂出身。幼名は玉太郎。初名は中村駒三郎。俳名は鶴成,児雀,芝童。屋号は成駒屋

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

中村芝翫(4代)

没年:明治32.1.16(1899)
生年:文政13.3.3(1830.3.26)
幕末・明治前期の歌舞伎役者。俳名児雀,芝賞など。屋号成駒屋。歌舞伎役者中村富四郎の子として大坂道頓堀生まれる。幼名玉太郎。4代目中村歌右衛門の養子となり,初代中村福助から万延1(1860)年芝翫を襲名。浮世絵師豊原国周に「幾ら骨を折って描いても実物の方が綺麗」と嘆息させた立派な風貌,古風な様式美と愛嬌溢れる芸風で絶大の人気を誇り,歌舞伎界の最高位にあったが,晩年はやや時代に遅れた形となった。舞踊に長じ,立役を本領としながら女形も兼ね,「大芝翫」の尊称を持つ。芝翫の名跡は,平成期の7代目におよぶ。<参考文献>伊原敏郎『明治演劇史』

(石橋健一郎)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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