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中条流 ちゅうじょうりゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中条流
ちゅうじょうりゅう

豊臣秀吉の家臣中条帯刀とする産婦人科一派。薬物による治療をもっぱらとし,特に挿入薬をよく用いた。江戸時代に入ってからは,堕胎を専門とするものが現れ,そのために中条流とは堕胎技術の別称となった。

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デジタル大辞泉の解説

ちゅうじょう‐りゅう〔チユウデウリウ〕【中条流】

剣術の一派。室町時代の兵法家中条兵庫助長秀を流祖とする。
産婦人科・小児科の医術の一派。豊臣秀吉の家臣、中条帯刀を始祖とする。江戸時代には堕胎を専門とした医者に中条流を名のる者が多かった。

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百科事典マイペディアの解説

中条流【ちゅうじょうりゅう】

(1)剣術流派の一つ。応仁のころ中条兵庫之助長秀が鎌倉地福寺の僧慈恩(慈音とも)に刀槍の術を学び,奥義をきわめて創始したという。のち富田流と,伊藤一刀斎景久の一刀流の2大流派を生じた。

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大辞林 第三版の解説

ちゅうじょうりゅう【中条流】

豊臣秀吉の家臣中条帯刀たてわきを祖とする産科・小児科の医術の流派。江戸時代に至り、堕胎を業とする者が中条流の看板を掲げ、堕胎医の別名ともなった。
鎌倉末期から室町時代にかけての兵法家、中条兵庫助長秀を祖とする剣術の一派。

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