中白(読み)チュウジロ

デジタル大辞泉の解説

ちゅう‐じろ【中白】

玄米を半ば白い程度に搗(つ)いた米。ちゅうはく。
白味噌と赤味噌との中間の薄い茶色をした味噌。
白砂糖赤砂糖との中間の薄い褐色をした砂糖

ちゅう‐はく【中白】

中等の白米。ちゅうじろ。

なか‐じろ【中白】

ワシの矢羽で、上下が黒く、中に白い切斑(きりふ)のあるもの。

しろた【中白】

干し芋の一部が白く硬くなり、品質が劣化すること。サツマイモ栽培時の水分不足や澱粉(でんぷん)の蓄積不良が原因。

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大辞林 第三版の解説

ちゅうじろ【中白】

中白糖ちゆうはくとう」に同じ。
味噌の一種。白味噌と赤味噌との中間の色をしたもの。 「 -とは四方の味噌おむしでございますよ/滑稽本・浮世風呂 3
上白じようはくに次ぐ、精白度のやや低い米。ちゅうはく。

ちゅうはく【中白】

「中白糖ちゆうはくとう」の略。

なかじろ【中白】

中ほどだけが白いこと。また、そのもの。
切斑きりふで、上下が黒く中央が白いもの。白い部分の大きいのを大中白、小さいのを小中白という。また、それで作った矢羽根。 → 中黒

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ちゅう‐じろ【中白】

〘名〙
① 玄米をなかば白いくらいにいた米。上白(じょうはく)に次ぐもの。ちゅうはく。〔日葡辞書(1603‐04)〕
味噌一種白みそ赤みその中間の、薄い茶色をしたもの。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「中白(チウジロ)とは四方の味噌(おむし)でございますよ」
③ 砂糖の一種。白砂糖と赤砂糖との中間の、薄い赤色をしたもの。

ちゅう‐はく【中白】

〘名〙 中等の白米。ちゅうじろ。

なか‐じろ【中白】

〘名〙
① 中央の部分が白いこと。また、そのもの。
※俳諧・新続犬筑波集(1660)一〇「みうらのるいぞひろく成ける 中しろのまくの上下つぎたして〈則常〉」
② 矢羽(やばね)の一つ。上下の端が黒く、中央の白いもの。
※義貞記(15C頃か)「兵具事。上矢の鏑、竹の根を式とす、〈略〉羽は中白、一説には鴾の羽、一をば鵠の羽とも云へり」

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