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福島県北部、磐梯山(ばんだいさん)北麓(ほくろく)に点在する湖沼群。1888年(明治21)7月、磐梯山大爆発で押し出された泥流堆積(たいせき)地のくぼ地に水がたまったもので、無数の小沼が約3キロメートルにわたって分布する。位置により次の三つに分けられる。西から柳沼湖沼群(やなぎぬまこしょうぐん)(弥六(やろく)沼、柳沼など)、弁天湖沼群(弁天沼、るり沼、青沼など)、毘沙門沼湖沼群(びしゃもんぬまこしょうぐん)(深泥(みどろ)沼、赤沼、井戸沼など)で、水質の違いでそれぞれ特有の色を呈する。とくに、るり沼などは硫酸カルシウムの粒子を含むため白色を帯びた青色をみせ、また赤沼は鉄の酸化物が水生植物に付着するため、湖面が赤みを帯びている。
なお、磐梯山北東方にある吾妻山(あづまやま)の一切経山(いっさいきょうやま)と家形山(いえがたやま)間にも五色沼がある。面積0.03平方キロメートル。火口湖で、濃い藍(あい)色の水面が天候によって五色に変化するといわれる。
[中村嘉男]
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