京極町(読み)きようごくちよう

日本歴史地名大系 「京極町」の解説

京極町
きようごくちよう

面積:二三一・六一平方キロ(境界未定)

昭和三七年(一九六二)五月、虻田あぶた京極村が町制を施行して成立。北は余市よいち赤井川あかいがわ村、東は札幌市南区、南は喜茂別きもべつ町、西は倶知安くつちやん町と接する。北東部無意根むいね(一四六〇・五メートル)なか(一三八七・八メートル)などがあり、これらを水源とするペーペナイ川・ワッカタサップ川・カシプニ川が町域南西部を流れる尻別しりべつ川に合流する。南西部には羊蹄ようてい(一八九八メートル)がそびえ、多雪地帯となっている。農耕地は総面積の一〇・四パーセントで(「後志の統計」平成一〇年)、七割が国有林で占められており、生業は農業と鉱業が主体であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「京極町」の意味・わかりやすい解説

京極〔町〕
きょうごく

北海道西部,羊蹄山東麓の尻別川上流域を占める町。 1962年町制。地名は京極農場にちなむ。 1897年京極高徳が貸付けを受けた未開地に石川県,富山県の移住者を入植させて,小作農場を経営。 1938年小作人に開放した。主産業は,ジャガイモ,アスパラガスなどの畑地農業で,米作,酪農も営まれる。羊蹄山麓に温泉を中心とする公園や青年の家,スキー場などがある。ふきだし公園の湧水ミネラルウォーターとして注目され,飲料水に利用されている。羊蹄山の高山植物群落は天然記念物。国道 276号線が通る。面積 231.49km2(境界未定)。人口 2941(2020)。

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事典 日本の地域遺産 「京極町」の解説

京極町

(北海道虻田郡京極町)
日本で最も美しい村指定の地域遺産。
京極町は、北海道西部・後志管内の東部に位置する。羊蹄山の東のすそ野に広がり、札幌、倶知安町喜茂別町赤井川村に接する。道内でも有数豪雪地帯基幹産業は農業で、主にバレイショ、小麦、ビート豆類などを栽培する

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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