デジタル大辞泉
「仕える」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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つか・えるつかへる【仕】
- 〘 自動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
[ 文語形 ]つか・ふ 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 - ① 目上の人のそばにいて、その用をする。その人に奉仕する。また、目上の人のために、ある事柄に奉仕する。
- [初出の実例]「かしこきや 御陵(みはか)奉仕流(つかふル) 山科の 鏡の山に」(出典:万葉集(8C後)二・一五五)
- 「美濃の国関のふぢ川絶えずして君につかへんよろづ代までに〈きびのくにのうた〉」(出典:古今和歌集(905‐914)神あそびの歌・一〇八四)
- 「さやうの事につかへ奉るべき人もなきにや」(出典:平家物語(13C前)灌頂)
- ② 官などの、公的な地位について、その職に奉仕する。仕官する。
- [初出の実例]「大伴の 遠つ神祖(かむおや)の その名をば 大来目主と負ひ持ちて 都加倍(ツカヘ)し官(つかさ)」(出典:万葉集(8C後)一八・四〇九四)
仕えるの補助注記
室町時代頃からヤ行にも活用した。→つかゆ(仕)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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