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仙酔島 せんすいとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仙酔島
せんすいとう

広島県南東部,福山市鞆 (とも) 港の面前皇后島をはさんで浮ぶ島。福山市に属する。七浦七湖の景勝海食による八洞窟の奇観があり,春のタイ網が有名。四季を通じて観光客が多く,鞆公園 (名勝) ,国民宿舎がある。海浜を中心とする鞆の浦一帯は瀬戸内海国立公園に属する。面積 0.92km2

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デジタル大辞泉の解説

せんすい‐じま【仙酔島】

広島県南東部、福山市(とも)の浦の沖300メートルにある島。面積0.9平方キロメートル。瀬戸内海国立公園の中心に位置する。西南方の海岸に1キロメートルにわたってわが国唯一の五色岩(赤・青・黄・黒・白)が続く。さまざまな海食門のある島の西側の一部は「鞆公園」として国の名勝に指定。夕日が美しいことで有名。昔、平清盛厳島(いつくしま)神社をこの地に移そうとしたと伝えられている。名の由来は「仙人が酔うほどの美しい島」から。

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百科事典マイペディアの解説

仙酔島【せんすいじま】

広島県福山市南部,(とも)の沖にある島。周囲5km,最高点159m。松林が茂り,周辺には皇后島,弁天島などの小島が散在する瀬戸内海国立公園中の景勝地で,海水浴にも適する。
→関連項目福山[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

せんすいじま【仙酔島】

広島県東部,福山市鞆(とも)の東方海上に浮かぶ面積0.9km2の小島。周辺に弁天島,つつじ島,皇后島などの島々があり,この一帯は瀬戸内海国立公園のなかでもとりわけ景色が美しく,国の名勝に指定されている。江戸時代に鞆港に寄泊した朝鮮の国使李邦彦も〈日東第一形勝〉と賞賛している。仙酔島は中生代白亜紀の流紋岩および流紋岩質凝灰岩からなるが,その下位にある仙酔層および島の周囲には海食洞窟・洞門が認められる。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔広島県〕仙酔島(せんすいじま)


広島県福山(ふくやま)市南部、沼隈(ぬまくま)半島東岸の鞆(とも)港沖に浮かぶ島。面積0.9km2。福山市に属する。対岸の鞆港との間は小島が点在し、鞆公園の景勝として国指定の名勝。海岸には七浦七湖・八洞窟(どうくつ)などの奇勝を巡って遊歩道が続く。瀬戸内海国立公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仙酔島
せんすいじま

広島県南東部、福山市の鞆の浦(とものうら)にある小島。面積0.92平方キロメートル。最高点は159メートル。地質は、中生代白亜紀に形成された流紋岩が仙酔層とよばれる頁(けつ)岩・砂岩層を挟む。七浦七湖の絶景や海食洞がみられ、瀬戸内海国立公園の重要な拠点の一つである。海食洞窟(どうくつ)、仙酔層と岩脈は県の天然記念物。春のタイ網、夏の海水浴、秋の紅葉と四季を通じて訪れる人が多い。島内には遊歩道がある。鞆から渡船で約5分。国民宿舎があるが、2000年(平成12)の国勢調査では、定住者はいない。[北川建次]

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