コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

代物替 しろものがえ

2件 の用語解説(代物替の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

代物替
しろものがえ

江戸時代初期の海外貿易における支払い方法の一つ。長崎を窓口とする海外貿易による金銀流出を防止するため,江戸幕府に貞享1 (1684) 年以来,貿易額の制限を行なったが,金銀以外に銅を支払い手段とする輸入枠を許した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しろものがえ【代物替】

江戸中期の長崎貿易の取引方法の一つで,銀・金流出抑制のための舶載品と銅,海産物などとの物々交換。1685年(貞享2)から年間取引高を唐船は銀6000貫目,オランダ船は金5万両(銀で3000貫目)の〈定高(さだめだか)〉に限ると,積戻りの荷物が増え,抜荷(ぬけに)が激増した。幕府はこれの防止と元禄期の外国品の需要増にこたえ,また財政的理由から利銀運上を条件に,95年(元禄8)江戸商人伏見屋四郎兵衛に定高商売の残り荷物銀1000貫目分を銅と交換することを許し,翌年には銀5000貫目分とした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

代物替の関連キーワード点推定伏見屋四郎兵衛正徳新例長崎運上相対取引大岡清相相対貿易法崎陽群談定高貿易法雑物替

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone