デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤愛子(1)」の解説 佐藤愛子(1) さとう-あいこ 1923- 昭和後期-平成時代の小説家。大正12年11月5日生まれ。佐藤紅緑(こうろく)の次女。サトウハチローの異母妹。昭和31年田畑麦彦と再婚(のち離婚)。38年「ソクラテスの妻」で注目され,44年「戦いすんで日が暮れて」で直木賞。「猛妻もの」と称される家庭小説がおおい。父の伝記「花はくれない」,自伝的な小説「愛子」もある。平成12年大河小説「血脈」で菊池寛賞。27年「晩鐘」で紫式部文学賞。大阪府出身。甲南高女卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例