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先天性喘鳴 せんてんせいぜんめい congenital stridor

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世界大百科事典 第2版の解説

せんてんせいぜんめい【先天性喘鳴 congenital stridor】

先天性喉頭喘鳴congenital laryngeal stridorということもある。喉頭蓋先天的な異常があって喘鳴を発する状態。喘鳴とは呼吸のときにのどから出るゴロゴロ,ゼイゼイという音である。舌が大きすぎたり,下顎が発達不良であったり,リンパ腫血管腫があるときなどにも喘鳴を伴うが,これらのように原疾患が明らかなものは先天性喘鳴からは除外する。原因は喉頭蓋が長すぎたり軟弱であること,形がΩ形であるためと考えられている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

先天性喘鳴
せんてんせいぜんめい

呼吸するときにのどのあたりで聞こえる雑音を喘鳴というが、新生児期から吸気性に喘鳴が持続している場合を先天性喘鳴という。原因としては、喉頭(こうとう)部が生まれつき脆弱(ぜいじゃく)な喉頭軟化症がもっとも多く、そのほか喉頭の形態異常、巨大舌、舌根沈下、小顎(しょうがく)症、舌根部嚢腫(のうしゅ)、気管軟骨形成不全などがある。診断には、喉頭鏡検査、気管や食道のX線検査を行う。
 一般に苦痛がなく、成長するとともに軽快する傾向があるが、なかには重症で呼吸障害をおこし、心臓に影響が及ぶ場合がある。症状によっては外科的手術が必要である。[山口規容子]

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