大正・昭和期の洋画家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
洋画家。福岡市生まれ。1913年(大正2)長崎医専薬学科を中退して上京し、本郷絵画研究所に学ぶ。21年二科展に初入選、翌年二科賞を受賞、同年の平和記念東京博覧会でも褒状を受ける。24年フランスに留学し、28年(昭和3)帰国して第15回二科展に『鏡を持つ女』ほか滞欧作を特陳し、会友となる。30年二科会会員となるが、同年退会して里見勝蔵ら同志と独立美術協会を創立した。しだいにフォーブ的作風と南画伝統とを融合して独自の風景画境を開き、第二次世界大戦後は花の静物画にも鮮麗な装飾画風を打ち立てた。62年(昭和37)の現代日本美術展において、その遺業に特別賞が贈られた。代表作に『東風』『アルプスへの道』ほかがある。
[小倉忠夫]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...