デジタル大辞泉
「全損」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぜん‐そん【全損】
- 〘 名詞 〙
- ① 全部の損失となること。まるぞん。
- [初出の実例]「朝に仕入れて夕に売れざれば立どころに全損を蒙る可し」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉二)
- ② 海上保険の目的物としての船体あるいは積み荷が全くその形体を滅失し、また、形体はあっても技術的に原状に回復することが不可能な状態になること。この場合、保険者により保険金全額が填補される。全損と推定全損とがある。〔英和商業新辞彙(1904)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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全損
保険の目的の完全な滅失または修繕、回収等の費用が保険価額を超えるような場合のことを指します。換言すれば、保険金額全額の支払を要するような損害が全損です。全損は現実全損(絶対全損ともいう)と経済的全損(海上保険の場合は推定全損)に分類されます。これに至らない損害を分損といいます。
出典 みんなの生命保険アドバイザー保険基礎用語集について 情報
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全損
次のような場合をいいます。(1)損傷が著しく現在の修理技術水準では原状回復ができない場合(物理的全損) (2)原状回復は可能であるが修理費用が時価を超えてしまう場合(経済的全損)
出典 自動車保険・医療保険のソニー損保損害保険用語集について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の全損の言及
【海損】より
… なお,海上保険においては,保険の目的が海上危険によりこうむる損害を海損という。そしてこれには,全損total lossと分損partial lossがあり([全損・分損]),全損は,現実全損actual total loss(事実的全損)と推定全損constructive total loss(解釈全損)とに分かれる。推定全損の場合は,現実には,いまだ全損を生じていないけれども,被保険者が保険の目的を保険者に[委付]することによって,保険金額の全部を請求することができる(商法833条)。…
※「全損」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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