コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

八栗寺 ヤクリジ

デジタル大辞泉プラスの解説

八栗寺(やくりじ)

香川県高松市にある寺院。829年創建。宗派は真言宗大覚寺派、本尊は聖観世音菩薩。四国八十八ヶ所霊場第85番札所。

出典|小学館デジタル大辞泉プラスについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

八栗寺
やくりじ

香川県高松(たかまつ)市にある高野山真言(こうやさんしんごん)宗の寺。五剣山千手院と号し、四国八十八か所霊場第85番札所。本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)。延暦(えんりゃく)年間(782~806)空海の創建と伝える。寺号は初め山頂から8か国を見渡せたところから八国寺と称したが、空海が入唐(にっとう)祈願のため埋めた焼き栗8個が、帰朝後大樹に成長していたので八栗寺と改めた。その後、天正(てんしょう)年間(1573~92)長宗我部元親(ちょうそがべもとちか)の兵火で諸堂を焼失、正保(しょうほう)年間(1644~48)松平頼重(よりしげ)が本堂等を再建した。境内の聖天(しょうてん)堂には空海作といわれる聖天像があり、参拝者が絶えない。また、空海が唐から請来(しょうらい)したと伝えられる菩提樹(ぼだいじゅ)の老木もある。[眞柴弘宗]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の八栗寺の言及

【五剣山】より

…上部にのる凝灰角レキ岩の差別浸食の結果,5本の剣が天にそびえるような奇岩をなし,うち1本は崩壊したという。八合目付近に四国八十八ヵ所85番札所八栗寺があって参詣客が多く,ケーブルカーが第2次世界大戦前から設置されている。中腹には石切の丁場が70もあり,庵治石の産地で,西麓には加工業者が数百軒並び,灯籠や墓石が展示されている。…

【牟礼[町]】より

…五剣山西麓から産する庵治石を加工する石材業,土管,煉瓦,瓦,コンクリートブロックなどを生産する窯業などの地場産業があり,臨海土地造成事業により石材工業団地,陶管工業団地が建設された。瀬戸内海国立公園に属する五剣山には四国八十八ヵ所85番札所八栗(やくり)寺があり,ケーブルカーが通じる。西部の高松市との間の入江は壇ノ浦で,六万寺,洲崎寺をはじめとして源平合戦にちなむ史跡が多い。…

※「八栗寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

八栗寺の関連キーワード香川県高松市牟礼町牟礼四国八十八ケ所牟礼(香川県)香川県高松市高幢竜暢庵治温泉牟礼

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

八栗寺の関連情報