出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
香川県中北部、高松市北東部の牟礼(むれ)町牟礼と庵治(あじ)町の境にある山。屋島の東の半島中央に位置する。標高は375メートル。頂上に五つの岩峰が屹立(きつりつ)しているのでこの名がある。また山腹に四国八十八か所第85番札所八栗寺(やくりじ)があるので八栗山ともよばれる。1698年(元禄11)の豪雨と1706年(宝永3)の地震で二つの峰が崩れ、現在姿はやや不完全である。花崗(かこう)岩の上部に凝灰質集塊岩がのった地質が差別侵食を受けてこの特異な形をつくった。五剣山から北へ連なる山地には良質の花崗岩の丁場がある。庵治石といい、墓石や石灯籠(いしどうろう)に加工される。山麓(さんろく)部には石を加工する業者が軒を連ねる。八栗寺へはケーブルカーもある。
[稲田道彦]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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