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公州 こうしゅう

百科事典マイペディアの解説

公州【こうしゅう】

韓国,忠清南道の中央部,錦江南岸の市。百済(くだら)の古都で,日本統治時代忠清南道の道庁が置かれたが,京釜線の開通で大田市に繁栄を奪われ,1927年道庁も移された。
→関連項目錦江甲午農民戦争忠清南道

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世界大百科事典 第2版の解説

こうしゅう【公州 Kongju】

韓国,忠清南道中央部の郡。人口16万7406(1980)。中央を貫流する錦江の流域平野が広く発達している。また,南は鶏竜山,北は車嶺山脈が外界と隔てる天然の要塞地で,古代百済王朝の首都となったことがあるため,一帯には武寧王陵,公山城などの遺跡,甲寺などの大寺院が多数ある。平野部では稲作,また丘陵地では果樹,養蚕が盛んで,明紬の産地として有名である。人口4万をこえる市街地を発達させている中央部の公州邑は,ソウルから穀倉地帯へ至る陸路,また錦江によって黄海へ至る水路交通の要衝にあたり,1927年に大田へ道庁が移されるまで,忠清南道の行政・商業の中心地であった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

公州
こうしゅう / コンジュ

韓国(大韓民国)、忠清南道(ちゅうせいなんどう/チュンチョンナムド)の中央部に位置する古くから開けた地域。面積940.64平方キロメートル、人口13万0223(2000)。1986年、市に昇格。95年、公州郡と統合。百済(くだら)の首都の一つで、当時の遺跡が多く残る公山城がある。北西に車嶺(しゃれい/チャリョン)山脈が走り、南東に残丘である鶏竜(けいりゅう)山があるが、標高200~300メートルの丘陵性山地が多く、錦江流域には平野が発達している。忠清南道が置かれた1896年に道庁所在地となり、1927年に道庁が大田(たいでん/テジョン)市(現、大田広域市)に移されるまで道の中心地として栄えた。商業と家内手工業の織物業が盛んであり、教育都市でもある。付近には武寧(ぶねい)王陵などの名所がある。[森 聖雨]

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