コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

六諭 りくゆ Liu-yu; Liu-yü

4件 の用語解説(六諭の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

六諭
りくゆ
Liu-yu; Liu-yü

中国,明の太祖洪武帝の発布した6ヵ条から成る教育勅語。すなわち,「父母に孝順なれ,長上を尊敬せよ,郷里に和睦せよ,子孫を教訓せよ,おのおの生理に安んぜよ,非為をなすことなかれ」をいう。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

りく‐ゆ【六諭】

中国、太祖朱元璋)が1397年、民衆教化のために発布した教訓。「父母に孝順にせよ、長上を尊敬せよ、郷里に和睦せよ、子孫を教訓せよ、各々生理に安んぜよ、非為をなすなかれ」の六言。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

りくゆ【六諭】

中国、明の洪武帝が1397年に発布した教訓。「父母に孝順なれ。長上を尊敬せよ。郷里に和睦せよ。子孫を教訓せよ。各々生理(=職業)に安んぜよ。非為(=非行)を作すなかれ」の六箇条。明・清を通じて民衆教化に用いられた。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

六諭
りくゆ

1398年、中国、明(みん)の太祖朱元璋(しゅげんしょう)の民衆教化の勅撰(ちょくせん)書『教民榜文(ぼうぶん)』41条中、第19条のいわゆる「聖諭六言」をいう。すなわち「父母ニ孝順ニセヨ、長上ヲ尊敬セヨ、郷里ニ和睦(わぼく)セヨ、子孫ヲ教訓セヨ、各々生理ニ安ンゼヨ、非為ヲ作(な)ス毋(なか)レ」の六言で、これをのちに六諭と称した。この『教民榜文』はもともと里甲制にかかわる諸規定、教条であり、里甲制が弛緩(しかん)、解体に向かうにつれて空文化していったが、その過程でかえって六諭だけが嘉靖(かせい)年間(1522~66)以来、郷約と結び付いて、郷村における民衆教化の聖訓として広く宣布され、清(しん)代にも盛行をみるに至った。つまり、専制下における里甲制的秩序から地主制的秩序への移行に伴ってこれの盛行がみられるのである。范(はんこう)が著した『六諭衍義(えんぎ)』はその解説書である。[溝口雄三]
『酒井忠夫著『中国善書の研究』(1960・弘文堂)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の六諭の言及

【六諭衍義】より

…中国,明の太祖が1397年(洪武30)発布した6項目の聖諭,すなわち六諭に対する解説書。明末ごろの人,会稽(浙江省紹興市)の范鋐(はんこう)(字は声皇あるいは縉雲)が著した。…

※「六諭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

六諭の関連キーワードヒルト華夷チャイナ中文唐画中華街中国銀聯中国茶の日中国醤油孔子学院

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

六諭の関連情報