コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

兵粮(兵糧) ひょうろう

1件 の用語解説(兵粮(兵糧)の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ひょうろう【兵粮(兵糧)】

戦時における軍兵の食糧。古代令制では糒(ほしいい)6斗と塩2升が自弁すべき軍糧として定められていたが,《延喜式》によると長門国で公出挙(くすいこ)稲4万束が兵粮料に充てられていた事例があり,特定の条件下では国庫から補われることもあった。中世成立期の源平内乱の時代には,これらに加えて新しい兵粮調達方式が登場する。朝廷が臨時の国家的用途のために徴集する税制として平安末期に形成してきた一国平均役を土台とする,戦時の兵粮米徴集がそれである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

兵粮(兵糧)の関連キーワード官位ジュネーブ条約食糧管理制度陣屋食糧法駅制主帥大郡兵糧平時編制

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone