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気候帯 きこうたい climatic zone

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

気候帯
きこうたい
climatic zone

地球を大きく気候の共通性によって区分したもの。地球上の気候は,太陽放射量の分布に大きく左右されるため,古代では緯度に平行して熱帯温帯寒帯に分けられた。しかし,実際には水陸の分布,地形などにより区分は複雑になってくる。

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デジタル大辞泉の解説

きこう‐たい【気候帯】

地球上の気候分布を、緯度にほぼ平行な帯状の地域に大まかに区分したもの。熱帯温帯寒帯などに分ける。

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百科事典マイペディアの解説

気候帯【きこうたい】

気候がよく似た特徴を示すほぼ同一緯度圏に沿ういくつかの地帯。最も単純な気候帯は熱帯,温帯,寒帯の三帯。さらに細分するときは気候区と呼ぶ。気候分類学では多くの学者によって各種の基準のもとにいろいろな気候帯,気候区が設定されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

きこうたい【気候帯 climatic zone】

地球上の気候分布はマクロスケールで見ると,太陽放射量の分布に大きく左右されて,緯度にほぼ平行な帯状の地域に区分できる。このような気候区分地域を気候帯という。古代ギリシアの学者たちによってクリマータklimataと呼ばれたのがはじまりで,数理気候的には両回帰線によって挟まれた熱帯,回帰線と極圏との間の温帯,極圏内の寒帯に分けられる。また,物理気候的な立場から気温を用いて気候帯を決めたものを温度帯という。

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大辞林 第三版の解説

きこうたい【気候帯】

地球上の気候分布をおよそ緯度圏に平行して帯状に区分したもの。熱帯・亜熱帯(乾燥帯)・温帯・亜寒帯(冷帯)・寒帯などに分ける類。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

気候帯
きこうたい

地球上を緯度とほぼ並行して取り巻く類似した気候の地帯。地球上に海陸あるいは山岳がなければ、地表面に到達する太陽エネルギーは緯度によって決まる。このため、気候は緯度によって異なるはずである。この立場から、もっとも単純な気候帯の区分を数理気候帯とよび、南北回帰線の内側を熱帯、回帰線と極圏の間を温帯、極圏より高緯度側を寒帯とする。実際の気候はさらに複雑になるので、ズーパンは1879年に各地の年平均気温から、20℃以上を熱帯、10~20℃を温帯、10℃未満を寒帯とした。またケッペンは1923年に、気候を視覚的に把握できる植生の差に一致するように、温度条件を考慮して区分を行った。このように気候帯の区分は基準の取り方により多様な方法が可能である。気候を成因から考えていく近代気候学の立場からは、ソ連のアリソフB. P. Alisov(1891―1972)が1950年に前線帯の季節変動との関係から、赤道気団地帯、赤道季節風地帯、熱帯気団地帯、亜熱帯地帯、中緯度気団地帯、亜極地帯、極気団地帯に区分した。またドイツのフローンHermann Flohn(1912―1997)は1950年に、降水特性と風系帯から7気候帯に、ドイツのヘイヤーErnst Heyer(1912―1987)は1963年に、大気大循環の季節変動から同様に7気候帯に区分している。
 このようにして設定された一つの気候帯のなかでも、たとえば海岸と内陸、高山など、あるいは年間を通じて多雨、夏に多雨、冬に多雨と降水の年間配分に注目するなど、同一気候帯内での気候の差が明らかになるように細分化されたものが気候区である。[吉村 稔]

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