コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

出エジプト記 しゅつエジプトき Shemoth; Exodus

6件 の用語解説(出エジプト記の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

出エジプト記
しゅつエジプトき
Shemoth; Exodus

旧約聖書中の一書。マソラ本文では律法書の,またセプトゥアギンタではモーセ五書の第2書。ヘブライ名はシェモース Shemoth (名前の意味) であり,『出エジプト記』の名はギリシア語のエクソドス Exodus (出発の意味) からきている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しゅつエジプトき【出エジプト記】

Exodus旧約聖書中の一書。モーセ五書の一。エジプトに居留したイスラエル人モーセに率いられて、圧政のエジプトから脱出し、シナイ山に至るまでを記す。モーセに与えられた十戒は後半に述べられる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

出エジプト記【しゅつエジプトき】

旧約聖書の一書で,英語では《Book of Exodus》。《創世記》に続き,エジプトにおけるイスラエル民族の苦難,モーセのおいたちと召命,エジプトを脱出しシナイ山に到達するまで,律法の授与などについて記す。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

しゅつエジプトき【出エジプト記 Book of Exodus】

旧約聖書の一書。名称は《七十人訳聖書》に由来する。モーセ五書,あるいは〈律法(トーラー)〉の第2書をなす。第1書《創世記》がイスラエル民族の背景を成す家族史であるとすれば,この書は,直接,民族の誕生にかかわるできごとを記し,ユダヤ教新約聖書キリスト教会で救済の範型として重んじられてきた。内容は3部に分かれる。第1部(1~15:21)はエジプトにおけるイスラエルの民の苦難とモーセの指導によるエジプト脱出,紅海(葦の海)渡渉を神の歴史への介入の奇跡として記す。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しゅつエジプトき【出エジプト記】

旧約聖書中の第二書。モーセ五書の一。モーセがイスラエル民族を率いてエジプトを脱出、シナイ山に至るまでを記す。モーセの十戒はこの書二〇章にある。 → エクソダス

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

出エジプト記
しゅつえじぷとき
The book of exodus

旧約聖書』2番目の書で、次の三つからなるイスラエル民族成立史を内容とする。
(1)エジプトからの脱出を指導したモーセの誕生、奇跡的守護、召命。エジプト王との交渉、エジプトへの多くの災禍、過越祭(すぎこしのまつり)の由来、そして紅海の奇跡による脱出成功。
(2)モーセ集団への神の導き、神の山でモーセ妻子と岳父の祭司エテロと再会。
(3)シナイ山における神の顕現、契約と十戒によるヤーウェ信仰を基盤にしたイスラエル宗教共同体の確立。
 本書は紀元前10世紀末のヤーウェ資料、それから前760年ごろのエロヒム資料と前6世紀の祭司資料の複雑な融合からなっている。ことに紅海の奇跡によるエジプト脱出とシナイ契約は本書の二大テーマであり、それは歴史における神の救済信仰を生み出し、ユダヤ教およびキリスト教の信仰の根幹となる。またモーセの十戒(22章)は、現在も多くの人々の日常生活の倫理的規範になっている。[吉田 泰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の出エジプト記の言及

【契約の書】より

…旧約聖書《出エジプト記》20章後半部から23章中ごろまでに認められるイスラエル最古の法律集。21~22章の本体部分は,奴隷の取扱い,傷害や窃盗などの不法行為に関する法から成り,条件法を主体とするが,断言法や,〈目には目を,歯には歯を〉で知られるタリオ(同害報復)法をも含んでいる。…

【十誡】より

…〈十戒〉とも書く。聖書,キリスト教世界の倫理の根幹を成す基本的誡命であり旧約聖書《出エジプト記》20章2~17節(ほぼ同じ並行記事は《申命記》5:6~21)にあり,特に〈モーセの十誡〉と呼ばれる。同書には,ほかにも10ないし12の誡めの組が見いだされているからである。…

※「出エジプト記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

出エジプト記の関連キーワードエレミヤ書旧約聖書詩篇バイブルマカベア書七十人訳聖書アザゼルアリステアスの手紙エレミヤ哀歌《旧約聖書の天文学》

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone

出エジプト記の関連情報