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別府[市] べっぷ

百科事典マイペディアの解説

別府[市]【べっぷ】

大分県中部,別府湾に臨む市。1924年市制。古くから有名な温泉地で,明治以後は交通の発達,上総(かずさ)掘による温泉掘削の成功により発展,各種の温泉療養施設もでき日本有数の温泉都市となった。温泉は市街地から鶴見岳山麓にわき,中心は別府,浜脇,観海寺,堀田,明礬(みょうばん),鉄輪(かんなわ),柴石,亀川のいわゆる別府八湯で,泉質は炭酸鉄泉,単純泉,弱食塩泉など多種,28℃。湯量も豊富で一般家庭も利用。多くの地獄や海水浴場をはじめ,水族館,遊園地,京大地球物理学研究施設,九大温泉治療学研究所がある。日豊本線,大分自動車道,阪神,広島から瀬戸内海航路が通じ,九州観光の玄関口をなす。125.34km2。12万5385人(2010)。
→関連項目城島高原

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世界大百科事典 第2版の解説

べっぷ【別府[市]】

大分県中部,別府湾に臨む市。1924年市制。人口12万8255(1995)。鶴見岳(1375m)を主峰とする鶴見火山群を背景に,そのすそ野に広がる火山性の石垣原(いしがきばる)扇状地一帯に市街地が展開し,日本有数の国際的保養温泉都市となっている。古くから知られている〈別府八湯〉は,石垣原南部の別府温泉(泉質は重炭酸土類泉,食塩泉,重曹泉など多様。28~112℃),浜脇温泉(単純泉,50~60℃),観海寺温泉(単純泉,純食塩泉,57℃),堀田(ほりた)温泉(単純炭酸泉,80~100℃),石垣原北部の亀川温泉(単純泉,純食塩泉,50~70℃),柴石(しばせき)温泉(炭酸鉄泉,69℃),鉄輪(かんなわ)温泉(酸性緑バン泉ほか,52~90℃),明礬(みようばん)温泉(含ミョウバン緑バン泉ほか,38~98℃)からなる。

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