劇症型溶血性連鎖球菌感染症(読み)ゲキショウガタヨウケツセイレンサキュウキンカンセンショウ

デジタル大辞泉 の解説

げきしょうがたようけつせいれんさきゅうきん‐かんせんしょう〔ゲキシヤウがたヨウケツセイレンサキウキンカンセンシヤウ〕【劇症型溶血性連鎖球菌感染症】

《「劇症型溶血性レンサ球菌」と書くことが多い》突発的に発症し急速に進行する、溶血性連鎖球菌による感染症。原因となるのは、主にA群溶血性連鎖球菌で、皮膚のど常在し、咽頭炎扁桃炎へんとうえんなどを起こすが、血液筋肉、肺などに侵入すると重症化することがある。発症すると、手足の皮膚や筋肉の壊死えしが急速に進み、多臓器不全からショック状態に陥り、数十時間で死に至ることもある。STSS(streptococcal toxic shock syndrome)。
[補説]非常に進行が早い致死性疾患を引き起こすため、メディアなどでは俗に人食いバクテリアとも称される。

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