致死率(読み)ちしりつ

百科事典マイペディアの解説

致死率【ちしりつ】

致命率とも。ある病気の罹患(りかん)者中,その病気で死亡する者の割合(百分率)。伝染病統計では,1年間の患者数に対するその年の死亡者数の割合で示す。
→関連項目死亡率

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世界大百科事典 第2版の解説

ちしりつ【致死率 case fatality rate】

致命率ともいう。致死率は次の式で求められる。ある疾病の罹患者数がある地域社会にどのくらい存在するのか,その実数を正確にとらえることは現実にはなかなかむずかしい。しかしいちおう概念的にそれができたと仮定して,その罹患者数のうち,はたして何人が死亡したかを%で示したものを〈致死率〉または〈致命率〉と呼んでいる。ふつう致死率の高い疾病ほど悪性ということになるのだろうが,罹患者の年齢,性別,抵抗力などの生命を保持する内的諸要素の強弱と,これを側面から補強する意味での衛生学的ならびに治療的環境条件の適・不適などのいかんによって,致死率が影響をうける場合があるので,致死率の高低だけでその疾病の悪性・良性を決めるには公衆衛生対策上問題を残すことになる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ちし‐りつ【致死率】

〘名〙 ある病気による死亡者数をその病気の罹患者数で割った比率。致命率。〔食品犯罪(1970)〕

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