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勝浦[温泉] かつうら

世界大百科事典 第2版の解説

かつうら【勝浦[温泉]】

和歌山県南部,東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦町にある温泉。単純硫化水素泉,27~60℃。熊野灘から深く入り込んだ勝浦湾の湾奥にあり,近代的な温泉旅館が立ち並ぶ。古くから湾岸各所に温泉が湧き出ており,熊野参詣者が足をとめた。1959年紀勢本線が全通すると,吉野熊野国立公園の観光基地として急激に発展し,白浜温泉と並ぶ南紀の代表的な温泉郷となった。紀ノ松島島嶼(とうしよ)群の景勝や忘帰洞などの洞窟ぶろがあり,四季を通じて観光客でにぎわう。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の勝浦[温泉]の言及

【那智勝浦[町]】より

…町域北東部には熊野三山の一つ熊野那智大社(熊野大社)をはじめ,西国三十三所の第1番札所青岸渡(せいがんと)寺,〈女人高野〉とも呼ばれる妙法山阿弥陀寺などがあり,一大霊場を形成する。一方,那智湾に臨む勝浦を中心に南紀を代表する温泉郷(勝浦温泉)がひらけ,信仰と観光の町である。また海岸部は天然の良港をなし,勝浦はカツオ・マグロ漁の根拠地でもあり,宇久井(うぐい)は南紀の海の玄関としてフェリーの寄航地となっている。…

※「勝浦[温泉]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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