協議離婚(読み)きょうぎりこん

  • きょうぎりこん ケフギ‥
  • きょうぎりこん〔ケフギ〕

知恵蔵の解説

夫婦が協議して合意の上で離婚すること。離婚する理由動機に何の制限もない。市区町村役場に離婚届を出すことで成立

(吉岡寛 弁護士 / 2007年)

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百科事典マイペディアの解説

夫婦が合意によってする離婚(民法763条以下)。原因いかんを問わない。当事者双方および成年の証人2人以上から口頭または書面戸籍法の定める届出を行うことによって成立する。未成年の子があるときは離婚後の親権者を定めないと,届出は受理されない。合意のみによって可能となる協議離婚制度は,日本の離婚法の著しい特徴をなす。

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大辞林 第三版の解説

夫婦の合意によってする離婚。離婚判決を必要とせず、戸籍上の届け出によって効力を生じる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

夫婦が合意でする離婚(民法763条~769条)をいう。一方が他方を裁判所に訴えてする裁判離婚に対する。[編集部]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 夫婦の合意によって、婚姻を解消すること。離婚判決を必要とせず、市町村長への戸籍上の届出により効力を生ずる。
※国民新聞‐明治四一年(1908)一二月二八日「最初に婚姻届を差出し、次に協議離婚の届出をなせしに」

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世界大百科事典内の協議離婚の言及

【離婚】より


[離婚の種類]
 現在ほとんどすべての国において,国が離婚の成立に関与し,破綻の実情を確かめるとともに,裁判による離婚のみを認めている。しかし日本においては,〈裁判離婚〉のほかに,明治民法以来現在まで,当事者間の自由な合意とその届出だけでよい〈協議離婚〉の制度が存在し,大多数の離婚はこの形式で処理されてきた。ちなみにタイ,ミャンマー(ビルマ),ベトナムやスウェーデンなどにも協議離婚の制度はあるが,裁判所等の公機関による離婚意思の確認が行われることにおいて,日本とは相違している。…

※「協議離婚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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