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南海路 なんかいろ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

南海路
なんかいろ

(1) 室町時代,商港堺を中心として日明貿易 (→勘合貿易 ) ,琉球貿易の航路として栄えた畿内-四国南方-南九州航路。 (2) 江戸時代,消費地の江戸と商業地の大坂とを結ぶ航路。菱垣廻船樽廻船が往復した。

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世界大百科事典 第2版の解説

なんかいろ【南海路】

室町時代の遣明船の航路の一つ。遣明船の航路には中国路と南海路とがあった。中国路は,おおむね兵庫を発航地とし,瀬戸内海すなわち中国路を通過して博多に至り,五島に集結して適当な季節風を待ち,東シナ海を一気に横断して中国浙江省の寧波(ニンポー)付近に達する航路である。これに対し,南海路はを発航地とし,四国南岸土佐沖を通過して薩摩の坊ノ津に至り,九州西岸を北上していったん博多に入り,さらに五島に出てから寧波に達する航路である。

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世界大百科事典内の南海路の言及

【シルクロード】より

…海港を結ぶ交通路である。海の道,海上の道,南海路などと呼ばれ,秦・漢帝国成立以前から利用されていたと考えられる。以上の各交通路は,古来,東西貿易の幹線路,軍隊の遠征路,東西文化交流の大動脈として東西世界の交流に大きな役割を果たした。…

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