南部川[村](読み)みなべがわ

世界大百科事典 第2版の解説

みなべがわ【南部川[村]】

和歌山県中央部,日高郡の村。人口6663(1995)。村域の東端,西牟婁(にしむろ)郡との境にある虎ヶ峰(790m)に源を発する南部川が,多数の支流を合わせつつ中央部を南西流し,周囲を山地や丘陵に囲まれる。南隣の南部町域にかけては,平安末期から中世には南部荘の地であった。農林業が中心で,とくに南部川沿いの段丘にある南部梅林での梅の生産は,南部町とともに全国一といわれる。江戸末期には埴田(はねた)(南部町)が第1の産地として知られたが,やがて当地の晩稲(おしね),谷口,熊岡(くまか)などが中心となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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