句切り(読み)クギリ

デジタル大辞泉 「句切り」の意味・読み・例文・類語

く‐ぎり【句切り/区切り】

会話文章などの、意味発音上の切れ目。くぎれ。
物事の切れ目。段落きり。「仕事に―をつける」
[類語](2折り目一線一段落節目区別区分区分け区割り分節小分け細分細別差別けじめ分ける分かち

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精選版 日本国語大辞典 「句切り」の意味・読み・例文・類語

く‐ぎり【句切・区切】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「くきり」とも ) ことば、文章で、意味や内容の上でまとまりをもった部分や発音の切れ目。また、その切れ目をつけること。くぎれ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「『〈略〉』と、一言々々の区切に一々洟(はな)を啜りあげながら」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉三人上戸)
  3. 物事のけじめ。段落。くぎれ。
    1. [初出の実例]「おさけはちょんとくぎりの飯をしめるとしやせう」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)

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