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右と左 みぎとひだり

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世界大百科事典 第2版の解説

みぎとひだり【右と左】

右あるいは左を絶対的に定義することは不可能である。一般には例えば右を〈北を向いたとき東にあたる方〉とか〈東を向いたとき南にあたる方〉と定義するが,東を定義するのに〈北に向かって右〉とかいうふうに右,左を使わねばならないから,これは一種のトートロジーである。左右対称(鏡面対称ともいう)を幾何学的に定義することは可能だが,対称体を正中面で二分したときのいずれを右,左というのかは相対的にしか決定できない。

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世界大百科事典内の右と左の言及

【象徴】より

…ところが,現在知られている多くの社会において,右(手)は,しばしば,善,強さ,秩序(コスモス),生,光,男などを象徴し,左(手)は,悪,弱さ,混沌(カオス),死,闇などを象徴する。ただし,右と左がそれぞれ独立にこれらの事象を象徴しているのではなく,右と左の対比(関係)が,たとえば秩序(コスモス)と混沌(カオス)の対比(関係)を象徴しているのである。いずれにしても右‐左のそれぞれと結びつく事象がかなりの社会で共通であることから,この結びつきがまったくの偶然もしくは恣意によるものとは考えがたい。…

【二元論】より

…この状態を〈独存〉〈解脱(げだつ)〉という。一元論多元論【宮元 啓一】
[象徴二元論]
 男と女,右と左,上と下,昼と夜,人間と動物,居住地と叢林,料理と生(なま)のものといった具体的で操作可能な二項対立を,儀礼の中などの諸脈絡において対応させ,善/悪,秩序/混沌,優/劣,吉/凶,浄/穢などの観念的・抽象的な価値対立を象徴的に表現することを象徴二元論という。例えば,中国(台湾)では,屋敷の中の祖廟にある位牌には調理した食物を供え,屋敷地の外の墓には生のものを供える地域がある。…

※「右と左」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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