七尾西湾の東端に位置する。無色無臭の含塩化土類食塩泉、泉温摂氏九四度。リウマチ・痛風・神経痛、飲んでは胃腸病に効能があるとされる。発見時期については大同年間(八〇六―八一〇)に
前田利家が鷹狩に来遊の際海上に泡立つのを認め、同行の孫十郎が温泉と見立て、二間四方の石島を築き、以来同人が温泉を支配することになったという(和倉温泉裁許一件「所口支配向留記」加越能文庫)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報