四神相応(読み)シジンソウオウ

デジタル大辞泉 「四神相応」の意味・読み・例文・類語

しじん‐そうおう〔‐サウオウ〕【四神相応】

地理的景観四神存在にふさわしいすぐれた所。東に流水青竜)、西に大道白虎)、南にくぼ地(朱雀)、北に丘陵玄武)が備わる土地平安京地勢がこれにあたるという。四地相応

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精選版 日本国語大辞典 「四神相応」の意味・読み・例文・類語

しじん‐そうおう‥サウオウ【四神相応】

  1. 〘 名詞 〙 地相からみて、天の四神に応じた最良の土地柄。すなわち、左方(東)は青龍にふさわしい流水、右方(西)は白虎の大道、前方(南)は朱雀の汚地(おち)(=くぼんだ湿地)、後方(北)は玄武の丘陵を有すること。官位・福祿・無病・長寿を合わせ持つ地相で、日本の平安京の地勢はこれにあたるという。四地相応。
    1. [初出の実例]「此の地の躰を見るに、左青龍、右白虎、前朱雀、後玄武、四神相応の地也」(出典:平家物語(13C前)五)

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占い用語集 「四神相応」の解説

四神相応

風水における好適地の条件のこと。四神相応の地とは、背後に高い山(玄武)、前方に海・河川などの水が配置され(朱雀)、左右に丘陵や低い山(青龍・白虎)が囲む形状のものを指す。このような土地に住むと、一族は長く繁栄するといわれている。

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