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国有林野事業 こくゆうりんやじぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国有林野事業
こくゆうりんやじぎょう

国有林の育成・伐採・治山などを行なう国営事業。林野庁が所管する。1947年成立した国有林野事業特別会計法に基づき,国有林野事業特別会計(→特別会計)で経理,運営されたが,1970年代後半以降,木材価格の低迷や人件費をはじめとする経営コストの増大などにより財務状況が悪化。1987年「国有林野事業の改善に関する計画」が策定された。1998年に抜本的改革が実施され,国土の保全など公益的機能の維持増進に運営方針を転換するとともに,累積債務の多くを国有林野事業特別会計から一般会計に移行させた。2013年国有林野事業特別会計は廃止され,一般会計予算のもとで運営されるようになった。(→林業

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百科事典マイペディアの解説

国有林野事業【こくゆうりんやじぎょう】

林野庁が行っている国有林の管理・経営事業。独立採算制で育成,伐採,治山などを行い,それに必要な経費を林産物の販売や森林の貸付けなどによってまかなう。1947年に事業が発足し,高度成長期には木材需要の拡大によって好調な収支を維持したが,その後,安い外国産木材の輸入の増加などによって林産物収入が減少し,1975年以降赤字が続いている。
→関連項目林業

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世界大百科事典内の国有林野事業の言及

【国有林】より

…長年にわたり地域の製材工業や地元雇用との結合関係の深い所も多い。 国有林野事業は,材価の低迷,伐採量の減少,コストの上昇などにより,近年,経営状況が悪化している。国有林野事業特別会計は,70年度に収支ほぼ均衡であったものが,76年度には400億円の借入れ(財政投融資資金より)が行われ,以降その額は年々急増している。…

※「国有林野事業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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