国次(読み)クニツグ

デジタル大辞泉 「国次」の意味・読み・例文・類語

くにつぐ【国次】

来国次らいくにつぐ

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精選版 日本国語大辞典 「国次」の意味・読み・例文・類語

くにつぐ【国次】

  1. らいくにつぐ(来国次)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国次」の解説

国次(2)(初代) くにつぐ

1565-1629 江戸時代前期の刀工
永禄(えいろく)8年生まれ。越前(えちぜん)福井の初代正則(まさのり)の長男。下坂派鍛冶(かじ)。寛永5年法橋(ほっきょう)となり,高鉄(こうてつ)((たかかね))と号した。銘は「山城大掾(やましろのだいじょう)藤原国次」など。寛永6年死去。65歳。姓は山田通称は七郎兵衛。

国次(1) くにつぐ

?-? 鎌倉時代の刀工。
山城(京都府)来(らい)派の国俊(くにとし)の門人で,国光(くにみつ)の従兄弟という。一説には相州正宗弟子といわれ,相州物の影響をうけていることから「鎌倉来」とよばれる。国宝脇差1口(ふり)のほか,重要文化財の作刀7口がある。元徳(げんとく)(1329-31)のころの人。

国次(2)(2代) くにつぐ

?-? 江戸時代前期の刀工。
寛永6年(1629)山城大掾(やましろのだいじょう)をうける。越前(えちぜん)(福井県)に居住。京都,江戸,信濃(しなの)(長野県)松代(まつしろ)でも鍛刀し,菊紋をきった。姓は山田。通称は甚助。

国次(2)(3代) くにつぐ

?-? 江戸時代前期の刀工。
寛文元年(1661)山城大掾(やましろのだいじょう)をうけ,のち山城守(かみ)となる。越前(えちぜん)(福井県)から江戸に移住。銘に藤原姓と菊紋をきる。姓は山田。通称は七郎兵衛。

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