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国際放射線防護委員会 こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい International Commission of Radiological Protection; ICRP

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際放射線防護委員会
こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい
International Commission of Radiological Protection; ICRP

放射線防護の国際的な基準を勧告することを目的とした委員会。 1928年にストックホルム開かれた国際放射線医学会の第2回会議で,X線およびラジウム防護委員会として組織された。その後,放射線利用の増大と放射線の種類の拡大に対応して国際放射線防護委員会に改組され,放射線安全基準の新しい勧告を発表し,その後この勧告は数回にわたって改訂された。

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知恵蔵2015の解説

国際放射線防護委員会

専門家の立場から放射線防護に関する勧告をする国際的な学術組織。1928年に開かれた国際放射線医学会総会で前身となる国際X線・ラジウム防護委員会が発足した。50年に国際放射線防護委員会(ICRP)に改称された。主委員会と5つの専門委員会(放射線影響、誘導限度、医学領域における放射線防護、委員会勧告の適用、人間以外の生物種に対する放射線防護)で構成し、科学データに基づいて放射線防護の考え方や指標となる数値を検討する。その結果は、ICRP勧告という形で各国の専門家、規制当局に向けて公表される。数値的基準については、放射線防護に用いる基本的な線量は吸収線量(Gy=グレイ)であり、ほかに線量当量(Sv=シーベルト)、実効線量(Sv)も必要に応じて用いることとした。

(渥美好司 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

こくさい‐ほうしゃせんぼうごいいんかい〔‐ハウシヤセンバウゴヰヰンクワイ〕【国際放射線防護委員会】

アイ‐シー‐アール‐ピー(ICRP)

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百科事典マイペディアの解説

国際放射線防護委員会【こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい】

1928年国際放射線学会議(ICR)で創設,放射線防護,放射線安全の方策の基本原則を検討し,その結果を勧告,報告として公表している国際機関。International Commission on Radiological Protection,略称 ICRP。
→関連項目線量限度放射線防護

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世界大百科事典 第2版の解説

こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい【国際放射線防護委員会 International Commission on Radiological Protection】

略称ICRP。1928年国際放射線学会議(ICR)で創設されて以来活動を続け,放射線防護,放射線安全の方策の基本原則を検討し,その結果を勧告,報告として公表している。そのおもなものとしては,原子力,放射線の広範囲にわたる利用から,人間およびその環境の安全を確保するための基本原則である線量制限体系(正当化,最適化,線量制限)と,その数値的基準(作業者および一般公衆に対する線量当量限度)がある。ICRPによって勧告された基本原則は,日本をはじめ多くの国々,あるいは原子力・放射線利用施設などで,放射線防護基準や方策を作成する際に参考にされている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際放射線防護委員会
こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい
International Commission on Radiological Protection

略称ICRP。放射線防護の基本原則を適宜勧告するための国際的組織。1928年第2回国際放射線医学会議において国際X線およびラジウム防護委員会(IXRPC)として設立され、1950年に現在の名称と組織形態に改められた。この委員会から発表される線量限度などについての諸勧告は、日本をはじめ各国で放射線防護の関係法令に採用されてきた。
 委員会は、主委員会といくつかの専門委員会からなり、世界の国々から選出された放射線関連の専門家たちによって構成されている。メンバーの分野は放射線医学、放射線防護学、物理学、生物学など広い領域にわたっている。創設以来、委員会は放射線防護に関する勧告書や報告書を刊行しており、1958年の勧告書からは連続したPublication 番号が付与されている。1977年の主勧告はPublication 26、1990年勧告はPublication 60となっており、2007年勧告は Publication 103として刊行されている。[井澤庄治]

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