百科事典マイペディア「国際様式建築」の解説
国際様式建築【こくさいようしきけんちく】
→関連項目ポスト・モダニズム
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…建築に風土的な個性を与えたフィンランドのアールトー,大胆な構造を建築表現に高めたイタリアのP.L.ネルビ,打放しコンクリートの肌を粗々しく表現する〈ブルータリズムBrutalism〉などが1950年代に現れたが,歴史様式が建築造形に用いられることはなかった。国際様式建築
[ポスト・モダニズム]
国際様式は世界中の高層事務所建築の主流となったが,その画一的かつ非個性的な空間を嫌う声が60年代から現れてくる。すでにル・コルビュジエのロンシャンに建つ教会(1954),デンマークのウッツォンJørn Utzon(1918‐ )によるシドニー・オペラ・ハウス(1956設計),丹下健三設計の国立屋内総合競技場(1964)などの作品が,機能の充足のみからは説明のできない造形を示していたし,70年代に入るとフランスのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)における設計の伝統であった古典主義的造形を標榜するアメリカのL.I.カーン,またAT & Tビル(1978設計)によって高層ビルに象徴的表現を復活させたP.C.ジョンソンらの影響力が強まった。…
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