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土地条件図 とちじょうけんずland condition map

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

土地条件図
とちじょうけんず
land condition map

土地の形態,土地の高低防災施設や公共施設の分布などを多色刷りにした地図。目的となっている主題を詳細に表現し,防災計画,土地保全施策,土地利用,開発計画にとって基礎資料を提供している。発行,編集ともに国土交通省国土地理院が担当し,2万 5000分の1地形図を基図としたうえに,主題である土地の形態 (山地,丘陵,低地の別など) ,土地の高低 (1mおきの地盤高線,高密度の水準実測地,後背湿地的な低地と自然堤防的な低地の区別など) ,各種施設 (病院,災害関係公共機関,緊急避難所,危険物貯蔵所など) などの事象を 12色で表現している。

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世界大百科事典 第2版の解説

とちじょうけんず【土地条件図 land condition map】

防災計画,ひいては安全な開発計画のために基本的で重要な,土地に関する諸条件を図示した主題図。そのおもな内容は,詳細な地形分類,1mごとの等地盤高線および多数の地盤高測定値,防災,開発に関係のある諸機関(気象台消防署警察署,工事事務所など)と主要施設(観測,電力,救護保安,揚・排水などの施設,幹線交通路など)などで,とくに災害時,被害の大小に大きく影響する切土斜面や盛土地,埋立地などの人工改変地形や,低地部の微地形貯木場,ガスや石油タンクなどの要注意施設の分布などは詳しく図示してある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

土地条件図
とちじょうけんず

防災対策をはじめ、土地利用、土地保全、地域開発などに必要な土地の自然条件に関する基礎資料を提供する目的で、国土地理院により1960年(昭和35)から作成されている地図。1947年のカスリーン台風、59年の伊勢湾台風などによる洪水、高潮などの自然災害の貴重な体験をもとにして企画された。内容は、地形分類、地盤の高さ(1メートルごとの地盤高線を表示)、関係する各種機関および施設の3要素から構成される。縮尺は2万5000分の1で、多色刷りの土地条件図が刊行されている。[五條英司]
『国土地理院編・刊1:25000土地条件図の見方と使い方』(1990)』

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