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基礎語彙 きそごいbasic vocabulary

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

基礎語彙
きそごい
basic vocabulary

語彙のうちで,日常使用される頻度の高いものをいう。基本語彙ともいう。人体の各部の名,親族名称,日常の衣食住に関する単語,ありふれた自然界の事物に関する単語,数詞,代名詞,副詞,接続詞などがこれに入る。基礎語彙は,より高度な文化を反映する単語に比べて借用語に頼る度合いが少い。このことと,基礎語彙の時間的変化の速度が各国語ともほぼ一定であるらしいという仮説とに基づいて,言語年代学が提唱されている。なお,基礎語彙の調査,選定は,自国語や外国語の教育,言語生活の改善に利用され,役立っている。

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デジタル大辞泉の解説

きそ‐ごい〔‐ゴヰ〕【基礎語彙】

ある言語の学習に基本となる語彙。また、人間の言語に共通して不可欠と思われる語彙。土居光知の選び出した1100語の「基礎日本語」、オグデンらの選び出した850語の英語のBasic Englishが有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

きそごい【基礎語彙】

たとえば英語や日本語では,5万ないし10万の単語がかなり日常的に使用され,しかもその数は年々増加する傾向にある。これはそれを母語とする学習者にも,外国人の学習者にも不便であるから,単語の使用度数などを調査し,ときにはこれに主観的な増減を加えて,一定限度の語彙を選び出すことがある。このようなものを〈基本語彙〉と呼び(ときには〈制限語彙〉ともいう),日本の英語教育でも中学・高校の〈必修語彙〉が定められている。

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大辞林 第三版の解説

きそごい【基礎語彙】

一つの言語において、最低限これだけを知っていれば日常の用を便ずることができるとして選び出された単語の総体。オグデンが選定した Basic English 八五〇語が有名。土居光知は日本語で一一〇〇語を選び「基礎日本語」と名付けている。

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