塩化ビニル樹脂(読み)エンカビニルジュシ

百科事典マイペディアの解説

塩化ビニル樹脂【えんかビニルじゅし】

ポリ塩化ビニル熱可塑性樹脂で,塩化ビニルを重合して作られる。塩ビと略称されることもある。比重約1.4の白色粉末。120〜150℃で可塑化し,170℃以上では分解して塩酸を放出する。可塑剤を加えない硬質と可塑剤を加えた軟質に大別。成形性がよく,軟質製品はフィルム,シート,レザー,床材料,電線被覆,ホース,造花,玩具(がんぐ)など,硬質製品は水道管,電線管,簡易容器,びんなどに広く利用。ゴミ焼却の際,この物質を素材とするものが混入していると有害なダイオキシンの発生を招くことが知られるようになった。
→関連項目酢酸ビニル樹脂熱可塑性樹脂ビニル樹脂プラスチック版ポリ塩化ビニル

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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