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外陰がん がいいんがんCancer of Vulva

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家庭医学館の解説

がいいんがん【外陰がん Cancer of Vulva】

[どんな病気か]
 外陰部に発生するがんで、大陰唇(だいいんしん)に発生することがもっとも多く、小陰唇(しょういんしん)や陰核包皮(いんかくほうひ)からも発生します。
 一方、子宮がんや腟(ちつ)がんが外陰に転移することもあります。
 外陰がんは、女性性器がんの1~3%を占め、ほとんどが更年期以降の高年齢者に発生します。
[症状]
 外陰部に腫瘤(しゅりゅう)(しこり)や白斑(はくはん)ができたり、慢性的な湿疹(しっしん)(ただれ)やびらんがみられ、ひどくなると潰瘍(かいよう)となったりします。また、かゆみやほてり感、痛みなどを感じることもあります。
[検査と診断]
 肉眼で症状のある部位を確認し、その部位の細胞診(さいぼうしん)や組織検査を行なって診断します。
 なお、まれに、暗褐色の隆起した腫瘤ができる外陰悪性黒色腫(がいいんあくせいこくしょくしゅ)(悪性黒色腫についてはメラノーマ(「メラノーマ(悪性黒色腫)」)参照)という病気の場合もあります。
[治療]
 手術療法として、外陰部を切除し、鼠径(そけい)リンパ節(せつ)などの周囲のリンパ節を含めて広く摘出(てきしゅつ)します。
 そのほかに、リニアック(直線加速装置)やラジウムなどを用いた放射線療法を行なうこともあります。

出典|小学館
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