コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

外陰がん がいいんがん Cancer of Vulva

1件 の用語解説(外陰がんの意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

がいいんがん【外陰がん Cancer of Vulva】

[どんな病気か]
 外陰部に発生するがんで、大陰唇(だいいんしん)に発生することがもっとも多く、小陰唇(しょういんしん)や陰核包皮(いんかくほうひ)からも発生します。
 一方、子宮がんや腟(ちつ)がんが外陰に転移することもあります。
 外陰がんは、女性性器がんの1~3%を占め、ほとんどが更年期以降の高年齢者に発生します。
[症状]
 外陰部に腫瘤(しゅりゅう)(しこり)や白斑(はくはん)ができたり、慢性的な湿疹(しっしん)(ただれ)やびらんがみられ、ひどくなると潰瘍(かいよう)となったりします。また、かゆみやほてり感、痛みなどを感じることもあります。
[検査と診断]
 肉眼で症状のある部位を確認し、その部位の細胞診(さいぼうしん)や組織検査を行なって診断します。
 なお、まれに、暗褐色の隆起した腫瘤ができる外陰悪性黒色腫(がいいんあくせいこくしょくしゅ)(悪性黒色腫についてはメラノーマ(「メラノーマ(悪性黒色腫)」)参照)という病気の場合もあります。
[治療]
 手術療法として、外陰部を切除し、鼠径(そけい)リンパ節(せつ)などの周囲のリンパ節を含めて広く摘出(てきしゅつ)します。
 そのほかに、リニアック(直線加速装置)やラジウムなどを用いた放射線療法を行なうこともあります。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

外陰がんの関連キーワード外陰部ページェット病外陰硬性下疳何心地不死身水素膨張雲形病(オーチャードグラス)雲形病(リードカナリーグラス)黒カビ病

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone