日本歴史地名大系 「大野湊神社」の解説
大野湊神社
おおのみなとじんじや
金沢市北西部、
社伝によれば神亀四年(七二七)奥州の住人で佐那という者が海中から神体を引揚げ、以前より神明・八幡・春日の三社が鎮座していた大野庄
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
金沢市北西部、
社伝によれば神亀四年(七二七)奥州の住人で佐那という者が海中から神体を引揚げ、以前より神明・八幡・春日の三社が鎮座していた大野庄
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
石川県金沢市寺中町(じちゅうまち)に鎮座。祭神は護国八幡大神(ごこくはちまんおおかみ)、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)、天照坐皇大神(あまてらしますすめおおみかみ)のほか、相殿(あいどの)に二神を祀(まつ)る。社伝によると、727年(神亀4)、陸奥(むつ)国(青森県、岩手県)の佐那が猿田彦大神を勧請(かんじょう)したのが創祀(そうし)というが、不明。延喜(えんぎ)式内社。元は大野荘(しょう)15か村の総社で、宮腰浜の真砂(まさご)山に鎮座していたが、年々風浪の害があり、後深草(ごふかくさ)天皇の代、1252年(建長4)に社殿炎上のため現在地に遷した。加賀藩主前田家の崇敬と庇護(ひご)が厚く、1639年(寛永16)に前田利常が社殿を造営した。旧県社。例祭5月15日には神事能を奉納する。本殿3棟は県の文化財。
[菟田俊彦]
略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...
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