紅一点(読み)コウイッテン

デジタル大辞泉の解説

王安石「詠柘榴」の「万緑叢中(そうちゅう)一点」から。一面のの中に一輪の紅色の花が咲いている
多くのものの中で、ただ一つ異彩を放つもの。
「殊に目に立つ―は金釦鈕(きんボタン)の制服」〈魯庵社会百面相
多くの男性の中にただ一人いる女性。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

王安石の咏石榴詩万緑叢中紅一点の句による。一面の緑の中に咲くただ一つの赤い花の意
多くのものの中で異彩を放つもの。特に、大勢の男性の中にまじっている、ただ一人の女性。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (王安石の「詠柘榴詩」の「万緑叢中紅一点、動人春色不多」による。一面の緑の中の一輪の紅色の花の意から)
① 多くの同じような物の中で、一つだけ異彩をはなつもの。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉鉄道国有「殊に目に立つ紅一点は金釦鈕(きんぼたん)の制服である」
② 多数の男の中の、ただ一人の女。
※不二(1942)〈日笠有二〉三島守一郎氏「紅一点、柳橋の小梅と云ふ芸者が、いつともなく押しかけ女房で入り浸つてゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

妨害運転罪

2020年に施行された改正道路交通法で新設された罰則。他の車の通行を妨げる目的で、車間距離の不保持、急ブレーキ、幅寄せや蛇行運転、対向車線からの接近や逆走をするなどの10の違反行為を妨害運転と定義して...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

紅一点の関連情報