密か事(読み)ミソカゴト

デジタル大辞泉 「密か事」の意味・読み・例文・類語

みそか‐ごと【密か事】

秘密のこと。ないしょごと。
「―して父母などに見られしに驚く小児に似たりき」〈鴎外訳・即興詩人
男女がひそかに情を通じ合うこと。密通
「突然―をあばき立てられたので」〈谷崎・少将滋幹の母〉
[類語]こっそり忍びやかそっと秘密内内うちうち内内ないない内輪内部内密内幕内裏うちうら内緒内証内分内聞内情内実隠密おんみつ極秘ごくひ厳秘げんぴ丸秘まるひ機密枢密すうみつ天機機事密事秘事暗部隠し事秘め事内緒ないしょ秘中の秘みそひそ秘めやか

ひそか‐ごと【密か事】

ひそかにすること。みそかごと。
やつかれ等、其の―を知らず」〈舒明紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む