丸秘(読み)マルヒ

デジタル大辞泉 「丸秘」の意味・読み・例文・類語

まる‐ひ【丸秘】

秘密書類であることを示す㊙のしるし。転じて、秘密にすべきこと。また、そのもの。「文書丸秘に扱う」「丸秘情報」
[類語]こっそり忍びやかそっと秘密内内うちうち内内ないない内輪内部内密内幕内裏うちうら内緒内証内分内聞内情内実隠密おんみつ極秘ごくひ厳秘げんぴ機密枢密すうみつ天機機事密事秘事暗部隠し事秘め事みそか事内緒ないしょ秘中の秘みそひそ秘めやか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丸秘」の意味・読み・例文・類語

まる‐ひ【丸秘】

  1. 〘 名詞 〙 秘密物件であることを示すのしるし。転じて、秘密にすべき物事
    1. [初出の実例]「瀬山は『重要案件』を丸秘の封筒から引張りだす手つきをした」(出典:沈める滝(1955)〈三島由紀夫〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android