丸秘(読み)マルヒ

デジタル大辞泉 「丸秘」の意味・読み・例文・類語

まる‐ひ【丸秘】

秘密書類であることを示す㊙のしるし。転じて、秘密にすべきこと。また、そのもの。「文書丸秘に扱う」「丸秘情報」
[類語]こっそり忍びやかそっと秘密内内うちうち内内ないない内輪内部内密内幕内裏うちうら内緒内証内分内聞内情内実隠密おんみつ極秘ごくひ厳秘げんぴ機密枢密すうみつ天機機事密事秘事暗部隠し事秘め事みそか事内緒ないしょ秘中の秘みそひそ秘めやか

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精選版 日本国語大辞典 「丸秘」の意味・読み・例文・類語

まる‐ひ【丸秘】

  1. 〘 名詞 〙 秘密物件であることを示すのしるし。転じて、秘密にすべき物事
    1. [初出の実例]「瀬山は『重要案件』を丸秘の封筒から引張りだす手つきをした」(出典:沈める滝(1955)〈三島由紀夫〉六)

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