川場(読み)かわば

精選版 日本国語大辞典 「川場」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ば かは‥【川場】

〘名〙 川のあたりの場所渡し場人夫の働いている場所など。
※財政経済史料‐九・交通駅伝・助政米金・文政四年(1821)一二月一四日「宿駅人馬骨折候に付、為御手当東海道品川宿より守口宿迄、宿々并川場、其外江戸京都大坂伝馬所共御金被下候旨」

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改訂新版 世界大百科事典 「川場」の意味・わかりやすい解説

川場[村] (かわば)

群馬県北東部,利根郡の村。人口3898(2010)。沼田盆地の北東縁にあり,村域は武尊(ほたか)山南麓の山地を占め,耕地集落は南西部に広がる。大部分林野で,コンニャクや野菜の栽培も行われる。近年は自然休養村事業をはじめ観光農業の振興が図られている。村南端の生品(なましな)を中心に,200年の伝統をもつ座敷ぼうきづくりも行われている。1960年代から70年代半ばまで人口減少が続いていたが,近年,減少傾向に歯止めがかかっている。武尊山麓には川場温泉単純泉,25~42℃)などの温泉がある。
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