常陽銀行(読み)じょうようぎんこう(英語表記)The Joyo Bank, Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「常陽銀行」の解説

常陽銀行

水戸市本店を持つ茨城県最大の地方銀行。1935年に水戸市の常磐銀行と茨城県土浦市の五十銀行が合併して誕生した。2015年3月末時点で、国内では茨城県のほか千葉福島栃木の3県を主要な営業基盤として178カ所の店舗がある。海外には上海シンガポールニューヨーク拠点を持つ。連結の従業員数は3687人。連結総資産は9兆654億円。東京証券取引所第1部上場。

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百科事典マイペディア 「常陽銀行」の意味・わかりやすい解説

常陽銀行[株]【じょうようぎんこう】

茨城県を地盤とする地銀上位行。1935年常磐銀行と五十銀行が合併し,常陽銀行として設立。〈一県一行主義政策に従い,茨城県下の銀行を吸収合併買収。1942年県下唯一の普通銀行となる(現在は関東つくば銀行等あり)。前身の常磐銀行は川崎銀行(現東京三菱銀行)の経営支援を受け,現在も親密。1993年Jリーグ人気を受けて積立定期預金〈アントラーズ通帳〉を発売。本店水戸市。2011年資本金851億円,2011年3月期経常収益1544億円。売上構成(%)は,中小企業等向け61,住宅・消費者向け29。
→関連項目第百生命保険[相互会社]日本火災海上保険[株]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「常陽銀行」の意味・わかりやすい解説

常陽銀行
じょうようぎんこう
The Joyo Bank, Ltd.

地方銀行。1935年常磐銀行と五十銀行との合併によって設立。1939年三ツ輪銀行,1942年石岡銀行,猿田公益銀行,1945年茨城貯蓄銀行を合併し発展。1960年前後から営業地盤である茨城県と福島県南東部地域の工業化,都市化の進展を背景に成長し,中小企業向け融資に注力した。1996年茨城中央信用組合を合併。2016年足利ホールディングス(→足利銀行)と経営統合し,めぶきフィナンシャルグループを設立,その子会社となった。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「常陽銀行」の解説

常陽銀行

正式社名「株式会社常陽銀行」。英文社名「The Joyo Bank, Ltd.」。銀行業。昭和10年(1935)「常磐銀行」と「五十銀行」が合併し設立。本店は水戸市南町。地方銀行。茨城県地盤で県の指定金融機関。隣県の栃木県・福島県などにも支店を展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード8333。

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