

には去り、春夏には居る」とあって、農耕の時に寄宿する田中の廬舎をいう。また〔段注〕に〔詩、大雅、公劉〕「時(ここ)に廬
す」、〔詩、小雅、信南山〕「中田に廬
り」などの句を引いて証とする。〔公劉〕の「廬
」は、都作りのとき地霊を祀る「旅宿り」の儀礼であり、〔信南山〕の句はつづいて「疆
(きやうえき)に
り」とあって、廬
対文であるから、廬舎の意ではない。秋冬邑居のことは〔漢書、食貨志〕にみえるが、経書の解釈として記されているもので、耕作者のとる一般的な形態ではない。金文に「射廬」があり、神都の辟雍(へきよう)に附設された射儀を行うところ。また〔儀礼、既夕記〕に「倚廬(いろ)に居る」とは、廬舎堊室(あくしつ)、服喪するときに居るところ。そのような儀礼の場に忌み小屋として用いるのが原義。のち草廬茅屋の意となる。
字鏡〕廬 伊保(いほ)〔和名抄〕廬 伊本(いほ)〔名義抄〕廬 イホ・イホリ
は声義近く、田社のあるところをいう。廬ももと、一般と隔離された忌殿としての屋舎をいう語であろう。
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廬・闔廬・室廬・草廬・僧廬・冢廬・田廬・仏廬・敝廬・
廬・
廬・茅廬・野廬・陋廬出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...