弁才船・弁財船(読み)べんざいせん

精選版 日本国語大辞典 「弁才船・弁財船」の意味・読み・例文・類語

べんざい‐せん【弁才船・弁財船】

※雪紛々‐四九(1901)〈幸田露伴・堀内新泉〉「例の如く辨財船(ベンザイセン)を仕立てて東蝦夷に向ひしに」

べざい‐ぶね【弁才船・弁財船】

〘名〙 弁才造りの荷船。俗に千石船と呼ばれ、全国的に使用された。べんざい。べざい。
※年々仰出候諸書御定書写(1669)「才賀・弁才船は人数何程乗候とも三百石迄は小舟、三百石より上は大船へ入申様に被為仰付」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android