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張子細工 はりこざいく

世界大百科事典 第2版の解説

はりこざいく【張子細工】

近世では張貫(はりぬき)とも称する。木彫りの人形などの原型のまわりに,紙を幾重にものりではり,のちにこれをきり割って原型をとり出してはり合わせ,もとの形に復して描彩を施したもの。奈良時代の仏像製作にみられる乾漆の技法と基本的に同じであるから,伝来は古いと思われる。平安時代末期には祓(はらい)に用いる何かの具を張子で作ったものがあったらしい。室町時代には起上り小法師などが製作されて売られた。江戸時代になると,だるまや虎をはじめ種々な品が作られた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

張子細工[人形・玩具]
はりこざいく

九州・沖縄地方、熊本県地域ブランド
熊本市で製作されている。張子の技術は江戸時代に始まったという。現在では細部改良が加えられ、面や獅子頭などがつくられる。熊本県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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